何故、院外処方になったのか?


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医薬分業を進めた理由

前回の記事のように、実際、院外処方より院内処方が価格は抑えられますが、何故院外処方、医薬分業が進められてきたのでしょうか?

医院や病院と薬局とを切り離すために院外処方になった

以前は、医院や病院内で薬を出していたために、医師は不要な薬を出し、医師はその薬価差で儲けていました。以前の医院は、開業後3年で開業にかかった借金を返せると言われていたくらい儲かっていました。今は開業してもその経営は厳しいようです。

薬価差とは、薬価よりも安い値段で薬を仕入れることによって生じる儲けです。

医薬分業のシステム

多くの先進国では医薬分業ですが、日本ではまた日が浅く、そのシステムが機能しているとは感じません。院外処方にはメリットもあります。他の医療機関でもらった薬を保険調剤薬局で管理して、重複投与や飲み合わせなどをチェックできます。

しかし、処方薬を「かかりつけの薬局」でもらうよりも、処方された近くの医院でもらう方が良い場合があります。それは処方薬が必ず「かかりつけの薬局」に置いてあると限らないからです。

1つの調剤薬局が多くの医院や病院と連携したり、多くの医薬品をストックしておくことは難しいのです。医薬品には使用期限がありますし、特定の処方箋のために調達して1度きりしか来局しなかった場合はデットストックとなります。

また患者側も、複数の薬局を利用した結果、その都度、薬局で薬歴を記載しなければならないことも、大変です。小さな町で医院や病院も少ない、地域に密着した調剤薬局ならば、その機能を果たせると思いますが、多くの病院が存在する中では、まだ様々な問題があります。

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